DXへの取り組み
マースグループはお客様満足を追求し続け、デジタル技術を駆使したサステナブルなリーディングカンパニーとして環境に配慮し、『人々の生活をより豊かに、よりスマートに改革する』ことで、グローバル競争を勝ち抜き顧客価値を持続的に提供し続ける100年企業を目指します。
世の中にないものを作り続けて半世紀
システムの力で遊びも仕事もスッキリさせる会社
マースグループホールディングスは、創立50周年を機に掲げた「世の中にないものを作り続けて半世紀 システムの力で遊びも仕事もスッキリさせる会社」の実現に向けて、「人財」「開発力」「AI技術」を融合させ、社会に新しい価値を提供することに挑戦しています。
変化の激しい社会や進化するデジタル技術に対応するには、スピード感と柔軟性が必要不可欠であり、DX人財の育成にも注力しています。技術力と創造力を兼ね備えたプロフェッショナル集団として、ステークホルダーと共にイノベーションを創出し、事業を通じて社会課題の解決に取り組んでいます。
また、2017年から推進してきた健康経営を発展させ、ウェルビーイングを経営の中核に据えています。DXを戦略的に活用し、業務プロセスの効率化と働き方の柔軟性を高めることで、人財である社員一人ひとりのワークライフバランスを充実させ、幸福度と働きがい、そして組織への愛着を育む企業を目指しています。
私たちは「不易流行」の精神を大切にし、伝統を守りながらもモノづくりとサービスの融合で社会や産業に大きな変革をもたらすパイオニアとして、100年企業を目指し、社会への貢献を続けてまいります。
株式会社マースグループホールディングス
代表取締役社長 松波 明宏
当社は、グループホールディングスとして多様な事業領域を展開する中で、デジタル技術を活用した価値創造と持続的成長の実現を経営の中核に据えています。デジタル技術の進展により、顧客ニーズや市場環境は急速に変化しています。当社はこの変化を機会と捉え、「人々の生活をより豊かに、よりスマートに開拓すること」をDXビジョンとして掲げ、以下のようなDX戦略を推進しています。
| DX戦略の柱 | |
| 事業ごとのデジタル変革の推進 | ・アミューズメント関連事業では、スマート遊技機ユニット「EVOALL(エヴォール)シリーズ」を軸に、店舗運営の効率化とUX(ユーザーエクスペリエンス)の最大化を図るトータルシステムを展開。 ・スマートソリューション関連事業では、AI画像認識やIoT自販機などのスマート機器を通じて、業界課題に応じた提案型ソリューションを提供。 ・ホテル・レストラン関連事業では、ダイナミックプライシングやデータ分析を活用し、価格最適化と顧客満足度の最大化を実現するデータドリブン経営を推進。 |
|---|---|
| 全社横断のデジタル基盤整備 | 各事業に共通するデータ活用基盤やクラウド環境の整備を進め、グループ全体でのデータ連携と業務効率化を実現。 |
| 人財と組織の変革 | DX推進責任者の設置や社内研修の強化により、デジタル人財の育成と組織文化の変革を図る。 |
| 経営理念 | 企業の安全を図り、経営の安定を図り、共に生活の向上を図る。そして事業を通じて社会に貢献する。 |
|---|---|
| 2028年あるべき姿 | 主力3セグメントにおいて、デジタル技術を駆使し新たな価値を創造し、グローバル競争に勝ち抜く。 |
| 目標・成果 | 財務目標の達成・非財務目標(SDGs、健康経営 etc)の達成。デジタルスキル標準に沿った資格の取得、社内教育によるDX人財の育成。 |
| 戦略 | ![]() |
当社では決算短信で記載の3つのセグメントを軸に、DXを通じたビジネスモデルの方向性を定めております。
| アミューズメント関連事業 | 【重点戦略】 ・スマート遊技機対応ユニットの開発強化 ・「EVOALL(エヴォール)シリーズ」の拡張と新機能追加 ・クラウド型ホール管理システムの導入促進、AIによる店舗運営支援システム ・スマホアプリによる会員管理・ポイント連携 ・キャッシュレス決済の推進 ・故障予測AI の活用による予防保守の実現、新シリーズへの販促 |
|---|---|
| スマートソリューション関連事業 | 【重点戦略】 ・AIを活用したエッジ機器での処理拡大と効率化 ・バーコード・RFID・画像認識技術を活用した 自動化に寄与する読み取り装置の活用範囲の拡大 ・各種IT・自動認識ソリューションパッケージの展開 ・X線検査装置による生産・検査の自動化 ・医療分野に特化したヘルスケア業務支援クラウド「macmo(マクモ)」の活用によるサービス拡大 ・IoT 自販機の販売を前年を上回る水準で拡大 ・インフィニティステーション関連製品の導入を実現 |
| ホテル・レストラン関連事業 | 【重点戦略】 ・AIにより顧客の嗜好を分析し、個別最適化された サービスを提供 ・IoTセンサーで客室の照明・空調を自動制御し、快適性と省エネを両立 ・AIチャットボット等を活用した24時間多言語 対応の顧客サービスを提供 ・スマートフォンアプリ等を活用し、予約時・事前 チェックイン・ルームサービスの注文・支払等を 全てアプリで完結できる仕組みの構築 ・AI分析を活用したダイナミックプライシングの価格最適化による収益の最大化 |
| DX推進委員会とは |
| グループ全社で構成されたDX推進委員会が中心となり、グループ各社の
DXに関する取り組みや進捗状況の管理、課題の解決を行う。 ・セグメントに捉われない新規事業の創生 ・グループ各社の進捗管理 ・グループ各社の課題の把握と解決 |
| DX推進委員会の体制 |
| DX推進委員とグループ会社DX推進担当でDX推進委員会を開催し、DX推進サポート担当がこれを補佐する。 決定事項はDX推進統括責任者の承認を経て進められる。 また、監査役会にてこれを監査する。 |


